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薬剤師転職ステーション

  • 50代で転職

    薬剤師歴25年50代女性の転職体験談

    私が薬剤師としての資格を得たのは今から30年近くも前のことです。

    学校を出てから数年の間病院内にあった薬剤部で外来患者さんのために薬を処方する仕事をしてきましたが、薬事法制の改正や規制緩和によって病院内の調剤部は縮小しそれに伴い私も職場を調剤薬局グループに移すことになりました。

    それから長年に渡って調剤薬局に勤務をし、その間には結婚と出産を経験することになりました。

    一時子育てのためにキャリアが中断することはあったものの、気がつけば薬剤師人生は20年を超えており、このまま定年まで無事に過ごすことができればと思っていたところでした。

    しかし不運にも少子化や人口減少といったことの影響から勤務先の調剤薬局の近くにあった病院が別の地区と統合となり、それに伴い調剤薬局も廃業ということになってしまったのです。

    50代とはいえまだ定年までは10年以上の時間があるのでどうしたものかと思いましたが、老後の生活資金や子供の独立のための援助資金を考え思い切って再就職先を探してみることにしました。

    意外に多い年齢不問の求人

    最初はダメ元の気分で、最悪パートやアルバイトでも仕方がないと思っていたのですが、20年以上の経験がある薬剤師というキャリアを評価していただいたのか、就職活動を始めたところいくつかのオファーをいただくことができたのでした。

    ハローワークなどと違い、民間の就職紹介サービスの場合こちらの希望をあらかじめ登録をしておくことで寄せられる求人から自分の希望にあったものを紹介してもらえるのでネットの扱いに弱い私はとても助かりました。

    いくつか就職活動をしていく中では残念ながら条件が合わずに内定に至らなかったところもありましたが、粘り強く活動を続けたところようやく再就職先を見つけることができました。

    これからは50代からの新たなスタートと思い、気持ちを新たに新人のつもりで頑張っていきたいです。

  • 少しでもいい条件に

    薬剤師歴8年30代男性の転職体験談

    病院内薬剤部に5年以上勤務をしてきた薬剤師です。

    薬剤師としてのキャリア形成を意識し始めた頃、現在よりももっと給与待遇がよい職場はないかということを調べてみることにしました。

    以前から私の勤務するような病院内薬剤部は他の薬剤師の職場に比べて給与が安くなる傾向があるとは言われてきたのですが、実際に調べてみて年収が100万円近く違うこともあるということがわかり、少なからずショックを受けたところです。

    将来のために少しでも貯蓄をしたいと考えていたこともあり、現在のスキルで最も高い年収を得る仕事はどういったものがあるだろうかということを探すことにしました。

    薬剤師専門の求人サービスで相談をしてみたところ、ちょうどとある地方に進出をしはじめたドラッグストアからの求人が大量に出ているということを耳にしました。

    そこは現在の住所とはかなりかけ離れた遠い地方の都市だったのですが、職員を確保するために社員寮や福祉施設が完備しており、引っ越しを厭わなければ非常に条件のよい仕事ということがわかりました。

    単身で地方に勤務をしにいく

    旅行でも訪れたことがないような土地に単身で勤務に行くということには多少の不安がありましたが、実際に行って見ると社員寮は新築に近いキレイな設備であり、周辺に生活用品を購入できるお店もあったので全く生活に苦労をするということはありませんでした。

    田舎ということもあってかいろいろ規律のゆるい部分もあり、のんびりとした時間の中で好待遇の仕事をすることができたと思います。

    結局3年ほどの勤務で企業側から辞令が出て、他の地域に単身で移るかという打診があったのですがそろそろ田舎の暮らしから引き上げ、都内での仕事を探して再転職をしようかと考えているところです。

  • 大手のチェーン店へ

    薬剤師歴10年30代女性の転職体験談

    薬剤師として調剤薬局に10年近く勤務をしてきました。

    しかし、長年仕事をしてきたもののその間にはほとんど昇給もなく与えられる仕事も新人の頃とほとんど変わらないものでした。

    当時勤務をしていた職場は規模も小さく勤務をしている人員が少なかったということもありますが、そのままさらに数十年と勤務をしていても今以上の待遇は期待できないなとはうすうす感じていました。

    決定的に転職を決意したのは、ネットで薬剤師の平均年収を検索したときで結果自分の待遇は全体から見てかなり低いということがわかりました。

    ちょうど結婚をしたばかりで住宅のローンや子供の教育費といった経済的な必要があり、いつまでも今の職場で不満を持って働くよりは思い切ってより待遇がよいところに転職をした方がよいのではないかと考えるようになったのです。

    ドラッグストアのオープニングスタッフに

    私たち家族の新居は近年開発されたばかりの住宅地の中にあり、少しずつ増える戸建住宅の需要に合わせて商業店舗が増えてきた時期でした。

    その時に見かけたのが新しく近所にできるドラッグストアのオープニングスタッフという求人でした。

    ドラッグストアの中には医療用医薬品を提供する窓口が設置されており、薬剤師を強く募集するというような求人票となっていたのです。

    早速確認をしてみたところ、現在の職場と比較して約2割程度給与アップができるとともに、時間的な余裕のある働き方ができるということがわかりました。

    すぐに応募したいことを申し出たところ近所ということもあってすぐに採用が決まり、無事に薬剤師歴10年を迎えるタイミングで転職をすることができました。

  • 年齢から見る転職のコツ

    何歳からでも可能な薬剤師の転職

    薬剤師は国家資格による独占的排他業務を行うことができる強い力を持った仕事です。

    ですので仮に退職をしたとしても資格免許があるということを活かせば、かなり自由度の高い転職をしていくことが可能です。

    世間一般的には転職を成功させるためには「35歳限界説」というふうに言われています。

    これは35歳を過ぎると新しく企業に採用したときの扱いが難しく、管理職との年齢が逆転することなどから業務にむしろ支障をきたしてしまうことが考えられてしまうので多くの企業が採用を控えてしまう傾向があるためです。

    現在では転職をする人が全体的に増えてきたこともあり、必ずしも35歳を超えたら仕事を見つけることができないということはなくなりましたが、それでも中高年世代にとって転職先を見つける作業の難易度が高いという状況は変わっていません。

    しかし薬剤師業界に限定していけば決してそのようなことはなく、何歳になってからでも比較的自由に転職先を選ぶことができます。

    退職後の復帰であっても、現職からの転職であっても条件はほとんど変わりませんので自信をもって仕事を探していってもらいたいです。

    年代によって異なる求人内容

    しかしいくら国家資格である薬剤師であっても、年齢が就職に全く関係がないということにはなりません。

    全体的な傾向としてやはり求人数が多いのは20~30代までの若い薬剤師を希望する職場です。

    若い人材を求める職場の多くは、新しく事業や店舗を立ち上げたばかりのオープニングスタッフであったり、夜勤などの体力が必要となる病院内薬剤部であったりします。

    これは雇用側が新人やそれに近い人を採用することで自社内のルールでの教育がしやすく、また長く勤務をしてくれる人材として確保しやすいためです。

    そのため求人情報などを見るとかなり多数の求人票が出されており「未経験OK」といった項目もしばしばついたものがあります。

    ただし求人情報が多いからといって転職し放題というわけではなく、若くても転職回数が非常に多かったり短期間での退職をしたケースが多かったりすると、採用のときにそれを気にして避けるというようなことがあるので求人の多さに甘えること無くできるだけ長く勤務ができる職場を慎重に選んでいきましょう。

    逆に40代以降からの求人で増えるのが管理職などとしての採用です。

    具体的には調剤薬局やドラッグストアの店長候補といったことです。

    こうした専門的な仕事は既に10年以上の経験のある薬剤師が好まれる傾向となっていますが、年齢だけでなく経歴も問われるので実力を試すためにどんどん応募をしていってもらいたいところです。

    年代が高くなると女性が有利

    薬剤師は国家資格の中でも珍しく女性の割合がかなり高くなっています。

    これはキャリアの途中で一旦退職やブランクが出てしまっても、再就職がしやすいということを重視して資格取得を目指す人が多いためです。

    そうした事情を反映して、薬剤師の求人においては40~50代の女性を積極的に雇用するという動きが見られています。

    子育てが一段落した女性を採用して子供向けの薬剤を中心に扱うようにしたり、パートやアルバイトとして時間を限定して勤務をしてもらうというような方法を考えてのことです。

    反対に男性薬剤師の場合は中高年以降での転職はやや厳しくなる傾向があります。

    先に説明したように専門性を生かした管理職への転職ができればよいのですが、キャリア形成が不十分であったりすると、なかなか管理職としては採用がされづらく、また年齢的に一般業務としては入職しづらいという状況になってしまうからです。