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薬剤師転職ステーション

  • 転職回数の影響

    薬剤師としてのキャリアアップと転職

    薬剤師として仕事をしていく人の多くが、その職業人生の中で何度かの転職を経験します。
    これは薬剤師資格者は女性が半数以上を占めているということから結婚や出産のタイミングで一度退職をし、そこから再就職をするというケースが多いということが大きな理由です。

    一方で男性薬剤師や独身の薬剤師の人であっても、自分自身のキャリアアップや働き方の変化を求めて新たに仕事を探すということもありふれた方法となっています。

    薬剤師という資格は取得が難しい反面でそれがあることで特殊な仕事を引き受けることができる専門職であるので、職務経歴次第ではどんどんキャリアを伸ばしていくことが可能です。
    もちろんひとつの職場にとどまることでキャリアを伸ばすという方法もありますが、より積極的に自分の将来の働き方を意識する人ほど転職という選択をしやすいという傾向が見られます。

    しかしそこで注意をしたいのが、いくら資格を活かした転職がしやすいといっても思いつくままに何度も転職をしてもよいわけではないということです。
    一つの仕事をしていて不満を感じるというのは仕方がないこととしても、そこで安易に転職を選んでしまうとまた次回の転職時に数多くの転職歴が記載されることになってしまいます。

    基本的には転職が多い薬剤業界なので転職回数があるかないかということだけで特別にマイナスの評価を受けることはありませんが、あまりにも回数が多いと感じられるような場合には就職活動に支障をきたしてしまうこともあります。

    何回くらいまでならOKか?

    そこで気になるのが一体何回までなら転職経験として許される範囲であるかということです。
    薬剤師として勤務する人のうち転職回数が最も多いのは職があまり定まらない20代の時期となっており、20代~60代までの時期に全体の8割くらいの人が最低一度の転職を経験します。

    最も多い回数は1回までの人なのですが、一方で5回以上の転職をした人も全体の2割近くにのぼっています。
    そう考えると5回という多い転職回数もそれほどマイナスになっていないので別に何回してもよいのではないかという気になります。

    ただしこれはあくまでも20~60代の全ての年代の薬剤師の場合であり、例えばまだ20代なかばなのに転職回数が既に5回近くにまでなっているとなると話が変わってきます。
    薬剤師の転職における回数は単純に何回までならよいということではなく、その年齢になるまでの経歴とそれに伴う回数が適正であるかどうかということで判断していくことになります。

    また転職先となる企業や施設にもより転職回数が少なめな人を優先的にとるということもあります。
    例えば欠員補充のための病院薬剤師という場合などは、長期的に勤務をしてくれる人に勤めてもらいたいと考えるのであまり何度も職を変えている人はそれだけで採用を控えられる要因になってしまいます。

    その転職に理由があるかどうかが問題

    しかしどういった職場に転職するにしても、提出をする職務経歴書に前職のことを詳しく記載しなくてはいけません。
    このとき回数よりもむしろどういった理由で転職をして、そこでどんな仕事をしてきたかをしっかり語ることができるかということが問題になります。

    転職回数が希望する職種に対して多いかなと思った時もそこですぐに諦めるのではなく、どういう理由があって辞めたのかやこれからはどういった仕事をしていきたいかということを明確に示すことができれば十分に採用のチャンスがあります。

  • 50代で転職

    薬剤師歴25年50代女性の転職体験談

    私が薬剤師としての資格を得たのは今から30年近くも前のことです。

    学校を出てから数年の間病院内にあった薬剤部で外来患者さんのために薬を処方する仕事をしてきましたが、薬事法制の改正や規制緩和によって病院内の調剤部は縮小しそれに伴い私も職場を調剤薬局グループに移すことになりました。

    それから長年に渡って調剤薬局に勤務をし、その間には結婚と出産を経験することになりました。

    一時子育てのためにキャリアが中断することはあったものの、気がつけば薬剤師人生は20年を超えており、このまま定年まで無事に過ごすことができればと思っていたところでした。

    しかし不運にも少子化や人口減少といったことの影響から勤務先の調剤薬局の近くにあった病院が別の地区と統合となり、それに伴い調剤薬局も廃業ということになってしまったのです。

    50代とはいえまだ定年までは10年以上の時間があるのでどうしたものかと思いましたが、老後の生活資金や子供の独立のための援助資金を考え思い切って再就職先を探してみることにしました。

    意外に多い年齢不問の求人

    最初はダメ元の気分で、最悪パートやアルバイトでも仕方がないと思っていたのですが、20年以上の経験がある薬剤師というキャリアを評価していただいたのか、就職活動を始めたところいくつかのオファーをいただくことができたのでした。

    ハローワークなどと違い、民間の就職紹介サービスの場合こちらの希望をあらかじめ登録をしておくことで寄せられる求人から自分の希望にあったものを紹介してもらえるのでネットの扱いに弱い私はとても助かりました。

    いくつか就職活動をしていく中では残念ながら条件が合わずに内定に至らなかったところもありましたが、粘り強く活動を続けたところようやく再就職先を見つけることができました。

    これからは50代からの新たなスタートと思い、気持ちを新たに新人のつもりで頑張っていきたいです。

  • 少しでもいい条件に

    薬剤師歴8年30代男性の転職体験談

    病院内薬剤部に5年以上勤務をしてきた薬剤師です。

    薬剤師としてのキャリア形成を意識し始めた頃、現在よりももっと給与待遇がよい職場はないかということを調べてみることにしました。

    以前から私の勤務するような病院内薬剤部は他の薬剤師の職場に比べて給与が安くなる傾向があるとは言われてきたのですが、実際に調べてみて年収が100万円近く違うこともあるということがわかり、少なからずショックを受けたところです。

    将来のために少しでも貯蓄をしたいと考えていたこともあり、現在のスキルで最も高い年収を得る仕事はどういったものがあるだろうかということを探すことにしました。

    薬剤師専門の求人サービスで相談をしてみたところ、ちょうどとある地方に進出をしはじめたドラッグストアからの求人が大量に出ているということを耳にしました。

    そこは現在の住所とはかなりかけ離れた遠い地方の都市だったのですが、職員を確保するために社員寮や福祉施設が完備しており、引っ越しを厭わなければ非常に条件のよい仕事ということがわかりました。

    単身で地方に勤務をしにいく

    旅行でも訪れたことがないような土地に単身で勤務に行くということには多少の不安がありましたが、実際に行って見ると社員寮は新築に近いキレイな設備であり、周辺に生活用品を購入できるお店もあったので全く生活に苦労をするということはありませんでした。

    田舎ということもあってかいろいろ規律のゆるい部分もあり、のんびりとした時間の中で好待遇の仕事をすることができたと思います。

    結局3年ほどの勤務で企業側から辞令が出て、他の地域に単身で移るかという打診があったのですがそろそろ田舎の暮らしから引き上げ、都内での仕事を探して再転職をしようかと考えているところです。

  • 大手のチェーン店へ

    薬剤師歴10年30代女性の転職体験談

    薬剤師として調剤薬局に10年近く勤務をしてきました。

    しかし、長年仕事をしてきたもののその間にはほとんど昇給もなく与えられる仕事も新人の頃とほとんど変わらないものでした。

    当時勤務をしていた職場は規模も小さく勤務をしている人員が少なかったということもありますが、そのままさらに数十年と勤務をしていても今以上の待遇は期待できないなとはうすうす感じていました。

    決定的に転職を決意したのは、ネットで薬剤師の平均年収を検索したときで結果自分の待遇は全体から見てかなり低いということがわかりました。

    ちょうど結婚をしたばかりで住宅のローンや子供の教育費といった経済的な必要があり、いつまでも今の職場で不満を持って働くよりは思い切ってより待遇がよいところに転職をした方がよいのではないかと考えるようになったのです。

    ドラッグストアのオープニングスタッフに

    私たち家族の新居は近年開発されたばかりの住宅地の中にあり、少しずつ増える戸建住宅の需要に合わせて商業店舗が増えてきた時期でした。

    その時に見かけたのが新しく近所にできるドラッグストアのオープニングスタッフという求人でした。

    ドラッグストアの中には医療用医薬品を提供する窓口が設置されており、薬剤師を強く募集するというような求人票となっていたのです。

    早速確認をしてみたところ、現在の職場と比較して約2割程度給与アップができるとともに、時間的な余裕のある働き方ができるということがわかりました。

    すぐに応募したいことを申し出たところ近所ということもあってすぐに採用が決まり、無事に薬剤師歴10年を迎えるタイミングで転職をすることができました。